第106回:“あおぞら”の正月明けと新年を迎え考えていること。。。

あおぞら幼保連携型認定こども園 園長 上村清吾
写真:鏡餅

リレーコラムを見ていただいている皆様方、あけましておめでとうございます。

当園では、5年程前より、これまでお正月明けに実施していた『もちつき』としての行事を、12月に移行し、『鏡餅つくり』の行事に変更しております。実際に“正月の三が日”があけて、子供達がげんきに登園したときには、ホールや玄関に飾られている“かがみもち”はカピカピに乾いてヒビ割れしている様子があり、年中児(4歳児)や年長児(5歳児)の子供達は「餅が割れているね。どうしてだろ?」と『時節行事や現象への興味や関心』が育まれている様子もあります。

この数年、ほんとうに“コロナ禍”によって、私達だけではなく様々な社会的環境や仕事等における『常識やあたりまえ』が変わってきました。しかし、その様な中でも『変わらず、変えずに成すべきものや達成に励むもの』があるはずです。それが私達の仕事(責任)においては、『子供達の“今しかない時“においての経験や育みの機会を創りだし提供すること』だと考えます。私達は、利用者である保護者の方々と連携・共有化し合い、家庭や子供達への伴走者としての関わり合いを大切にしていきたいものです。

今年の4月からは、新たな日本の行政機関として『こども家庭庁』が創設されることが決まっており、これまで以上に『子どもや子育て家庭等に関わる施策や支援が拡充』されていくものと期待をしています。ぜひ、このコラムを最後まで見ていただいた方へも関心をもっていただき、良い制度へしていくことを共に励んでいただければありがたいです。

“子供に関わる全ての人達”が安心して健やかに生活できる毎日(一年)となることを念じながらコラムの〆とさせていただきます。。。