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第70回:「いないいないばあ」の窓
執筆者:学校法人 横山学園 あらやほいくえん 園長 後藤 ひな子

 色とりどりの紫陽花に 梅雨の訪れを感じる季節となりました。

 あらやほいくえんは、今年の4月新屋幼稚園の隣に認可保育園として開設いたしました。園舎は、桜並木沿いにあり、春は桜色に、初夏は新緑に包まれ、秋は赤や黄色に染められた木の葉が舞い散る四季をたくさん感じられる所にあります。

 スタートして早いもので3カ月が経ちました。新しい環境にも慣れて0歳から2歳の子どもたちが、元気いっぱい園生活を過ごしています。数あるエピソードの中から、今回は1歳児うさぎ組の“可愛い窓”のお話をご紹介したいと思います。

 うさぎ組のオレンジ色の入口の扉には大小中の10個の丸窓がついています。1番下の窓はハイハイして見える位置、そのすぐ上の窓はちょっと小さ目で1歳児が丁度立っちしたときの目の高さに、そして1番上の窓は、大人が部屋の様子を覗いて見える位置にあります。入園して間もない頃は、夕方になると子どもたちは、家族がお迎えに来ないかといつもオレンジ色の扉の窓に「ハイハイ・ヨチヨチ」して玄関の方ばかりを見ていました。

 私たち職員は、子どもたちの顔が窓に近づいて来ると、「いないいないばあ!」をしてあげます。すると子どもたちは、それをマネして顔を覗き込んで「ばあ」と言って喜んで可愛い姿をみせてくれます。毎日くりかえしていると保育園で一緒に過す楽しさを少しずつ味わい始めてきているなぁと感じています。

 この頃は、夕方のお迎えの時間になっても窓には近づかずに遊びに夢中になることもあります。迎えに来た家族が、上の窓から遊んでいる我が子の様子を見て、笑顔で部屋の中へ「ただいまー」。

 ある日、Eちゃんのお母さんが、こんな言葉を言ってくれました。「とても居心地が良くてついつい長居をしてしまうわ。」と、すると保育士が「お茶も差し上げず、すみませーん」「明日は、お茶をもってこようかしら…」みんなで大笑いをしました。

 これからも、“みんな笑顔になる保育園”を目指していきたいと思います。


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