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第64回:新しい園の文化
執筆者:わかこま第二保育園 山田 隆一

 平成30年4月から、社会福祉法人若駒会わかこま第二保育園がスタートした。新設された職場であるからこそ、全員が新鮮な気持ちと、自分たちが働いているこの園を創りあげていこうという意欲が日々現れている。何よりも優先すべきは、子どもたちにとって、送迎する家族にとっても居心地がよく、笑顔で楽しくで過ごせることであろう。子どもたちとの関わりの中から、楽しく仕事をすることで、園の雰囲気は創られていく。

 一人ひとりの今まではこうしていたが、今度はこうしたい、ああしたい、こうしたほうがもっと良いのでは、こんな意見や考え方を出し合い、子どもたちと直接向き合っている保育者が主体となって考えていくことで、より良い体制が築かれ、園としての保育力が高まっていくものと思う。それにより保育者にとっての向上心、改善力、働きがい、達成感につながり、将来に向けた人材育成にも結びついていく。行動の源泉は理念にあるが、新しい園の文化を創っていくのは、まさに子どもたちと保育者ではないだろうか。

 当園でも子どもたちが描いた絵を保育室に貼ったり、日々の写真や行事で、頑張っている様子、友達と仲良く遊んでいる様子、制作をしている様子等を観ることで、子どもたち自身の喜びと自己肯定感を高めていることにつなげている。また、お迎えに来られた保護者が、園生活の様子を絵や写真などを観て、保護者と園児、保育者との会話が拡がることで、保護者とのコミュニケーションづくりにもなり、絵や写真の効果は大きいと思う。

 玄関ホールのスペースには、大きめな写真(四つ切ワイド、半切)を季節ごとに換えて展示している。「あー、花火だ、」「あー、こまちだ、きかんしゃだ、けむりがでている」「ちょうちょ、大きいね」「バラの花、きれい」「花のなかに、かえるがいるよ」「はくちょうだ、ぼくもみたことあるよ」、子どもたちの興味が拡がり、園児と保護者、時折保育者も交わり、さりげない会話が聞こえてくる。写真は撮影者自身の自己肯定感の高まりなのかもしれないが。子ども子育て支援新制度5年経過後の検証と課題が多々存在しているが中、あと数か月で平成から新元号へと時代は変わっていく。元号が変わっても保育園の位置づけに変わりはない。未来を担う子どもたちの成長への関わりのなかで、一人ひとりに心をよせ、成長を共に喜びあい、ほっとできる第二の家庭でありたい。


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