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第38回:ブラボー子どもたち!
執筆者:ウェルビューいずみこども園  藤田洋子

日頃、見慣れた景色や見逃してしまうものが、子どもの遊び心で光を当てられ、新鮮に輝きだします。
子どもは散歩道や公園で見つけた草花を、「かわいい おみやげー」と、プレゼントしてくれます。「頭にかざりたいな」と、ピンで髪にとめると、「にあう、かわいい」と言ってくれます。帰り道、道端の草花がむしょうに可愛らしく見えてしまいます。
子どもは泥んこ遊びが大好きです。大人が見ると思わず眉を細めたくなるのですが、おもしろくてたまらないのです。心が踊りだし弾けんばかりの笑顔になるのです。泥水にできた泡はお日様の光をあびてしだいにキラキラ輝きだします。その瞬間、子どもの目が輝きます。ついに、「宝物、みーつけ!」の大発見です。泥水の光る泡が宝物になった記念すべき瞬間です。
なんだか、『 のはらうた 』を思いだしました。

   “ひかるもの” からすえいぞう

   さんぼんまつの うえから  ひかるものをみつけた
   とんでいくと  ちいさなみずたまりだった
   さっきのゆうだちで  できたのだな
   「おまえひかってるぜ」
   みずたまりは「うふふ」といった
   みずたまりとおれは
   ゆうやけをみながら  しばらくはなしした
   「おまえじつにひかってる」
   もういちどいって わかれた
   うちにつれていけないものな

そして秋、子どもは、乾いた落ち葉で「サクッ」「シャー」などの音を楽しむこともあります。「おせんべいと、おんなじおと」・・・、秋風が運んでくるおいしそうなにおいや、吹き飛ばそうとするいたずらな風とも遊びだします。
見慣れた景色や見逃されてしまうものにかわってお礼を言いたくなります。
まさに、「ブラボー子どもたち!」です。




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