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第11回:『自然の中で仲間と育つ心』
こひつじ保育園 園長 新田 隆幸

 11月となって肌寒い季節となって参りました。ともすれば保育園でも暖かい部屋の 中に閉じこもっていたい気分になります。でも”子どもは風の子”言われるように、 子どもたちは、寒さも雨などもあまり苦にしません。苦にするのはむしろ大人の方でしょう。
  元気な子どもたちは、少しの晴れ間を見つけては外へ出たがります。
外にはワクワクするような興味溢れるものがいっぱいなのです。
  砂場のサラサラした砂を掘りこんでいくと、やがて砂はひんやりと冷たくなり 水気を含んできます。むむむ・・・この水はどこからきているのかな?実験が始まります。 水を運んできては穴に流し込みます。水は隠れん坊のようにすーっと消えて姿を隠します。 水の通路があるに違いない!と、仲間を呼んで追跡調査。しかし行方不明の水の手がかりは つかめない。それでも心は仲間と一緒に掘った穴の深さや、不思議を解明しようとした 満足感で満ち足りるのです。
  裏山へ行けば赤や黄色、茶色の葉っぱ、葉を落とした木々の枝振りに感嘆し、 樹皮の肌触りの違いの発見に興奮し、夏に食べた木の実の残りが気になり、かさかさ鳴る 落ち葉に不思議を感動し、ポカポカした中で保育園から運んだ昼食を食べる。何という 贅沢か。木々の作り出す新鮮な空気をおかずに、空を見上げ、鳥のさえずりに耳を傾け、 吹き抜ける風の心地よさを感じながら、気心の知れた仲間と食事をする。お腹も心も 大満足し、充実感いっぱいの一日。
  新年度の入園受付の時期、こんな保育園を訪ねて、子どもたちの満ち足りた笑顔を 覗いてみてはいかがでしょう。

2010.11.12

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